こんにちは。
母が病気になり身近に死を感じるようになって思うことは、
老後がほんとに訪れるのかは誰にも分からないということです。
老後の楽しみという言葉をよく聞きます。
私も言ってました。
老後のために貯金して、定年したらのんびり旅行に行きたい。
老後は好きなことをして生きていきたい。
しかし、その老後が万人に訪れるわけではないことを
私は強く実感しております。
母の病気が発覚してから約1年4カ月になります。
ここ急激に悪化しており、
好物だったものが食べられなくなり、固形物が食べられなくなり、、
自分一人で動くこともままならず
いつか行こうねと話していた北海道旅行なんて行ける体力じゃありません。
海外旅行もしたいねと話していてパスポートまで取得したのに
コロナでしばらく行けなくなっちゃったね
5年後ぐらいなら行けるかな
と話していたのに、もう長時間も飛行機に乗るなんて無理です。
お手洗いへ行くのもやっとです。
ベッドの上で体勢をかえるのもやっとです。
人間いつこのような状況になるか分かりません。
私は母が病気になる前に、温泉旅行をプレゼントしたり
海外旅行に連れて行ったりしていたのでまだましですが、
旦那が定年してから老後に旅行へ行こうと考えていた方は
ほんとにそれでいいのかよく考えた方が良いと思います。
食べたいものや行きたいところがあるなら
なるべく早く行った方がいいです。
またコロナが感染拡大してきているので難しいかもしれませんが
楽しみを何十年後かの老後にとっておく必要はないと思います。
でも、余命1カ月を宣告されましたが
その期間は過ぎました！
人間どうなるのかなんて分からない。
もしかしたら年末には北海道旅行行ってきました！なんて報告できるかもしれません。
言霊はあると思うので
家族で北海道旅行へ行ってきます！！！！
母の誕生日も近いので
何しようかこれからわくわくしております。
楽しいことは「今」やろう。
