話題の【フランス人は10着しか服を持たない/パリで学んだ‘‘暮らしの質”を高める秘訣】読みました。
邦題の影響で服のことをメインに書かれているのかと思われがちですが、生活のあらゆることについてをテーマにし、暮らしのヒントを教えてくれるような本でした。
服を減らす方法について求めていた方には期待外れかもしれませんが、丁寧に暮らしたい私にとってはとても参考になる良書!
食生活を見直す
日々の暮らしの中で食事を大切にしている方はどれくらいいるでしょうか?
もちろんきちんと3食食べるようにしたり、栄養のバランスを考えたりなど気をつけている方は多いと思います。
(私の場合は、それすらもできていない…)
しかし食事の時にテレビをつけず、iPhoneをいじらず目の前の食事に集中して味わうことを心がけている方はどれくらいいるでしょうか?
食事中ついついメールのチェックをしてしまう。
テレビを観ながら、味わいもせず食事を口に運ぶだけ。
心を満たすはずの食事が、ただ空腹を満たすだけの作業になってしまっていることに気づきました。
これからは目の前の食事に感謝し、素材の味を味わいながら家族との団欒を楽しみたいと思います。
それから間食はなるべく控えなくてはいけないな、と感じました。
食事をゆっくり味わえば、間食もしなくなるらしいのでダイエット効果もあるかしら。
丁寧に暮らすことは、ゆとりを持って暮らすことかもしれませんね。
時間がないからながら食べ、なんてことはせずに
ゆとりを持って一つのことを行動していこうと思います。
体を動かす
フランス人はジムに通わないそうです。
ジムに通わずに毎日の買い物をエクササイズとしているようです。
マダム・シックは、なんでも揃っている大きなスーパーで何もかも買うのではなく、地元の専門店で焼き菓子を買ったり、ハムを買ったりパンを買ったりいろんなお店で買い物をするのが好きだったそうです。
1カ所で買い物を済ませるよりも良い運動になるし、専門店の方がずっと質の良い品物が手に入るからだとか。
その考えはとても良いですよね。
ジムに通う時間を作るのも大変ですので、普段の生活の中で運動を取り入れ、さらに質の良い品物が手に入るならやらない手はないですね。
シックに暮らす
シックに暮らすための具体的な内容が書かれているのでそれを全て実行できれば丁寧な暮らしがすぐに手に入ると思います。
ちなみにシックとは、上品さのことだったかと。
今、自分の部屋を見渡してみましょう。
どんな家具がありますか?
もしかしてプラスチックの家具がありますか?
食器は?
高級品をお客様用としまいこんで、安物をふだん使いにしてませんか?
著書では、良い物以外は捨てることを勧めています。
よし、これからは質の良い持ち物をふだん使いにしていこう。
家具や食器だけでなく、良質な食べ物や長く着れるような質の良い服も必要なので少しずつ増やしていこうと思います。
もちろん予算内で一番良い物を選ぶことが大切です。
一気に買い換えることは無理だと思いますので、今あるものの中で質の悪いものを捨てて生活してみることが手っ取り早い方法かと思います。
早速、ブログを書き終わったら質の悪いものを捨ててしまおうっと。
物質主義に踊らされず、部屋をきれいを保つ
部屋が散らかっているのはどう考えてもシックではありませんよね。
しかしなぜ散らかってしまうのでしょうか?
家にあるけれどあまり気に入っていない物が散らかってしまうようです。
大切な物は部屋に放置したりしませんものね。
大切な物だけを残し、物の住所を決めてあげればきっと部屋は散らかなくなると思います。
特に毎日使う身の回りの物、例えばカギや携帯電話、お財布などは徹底的に管理しないとすぐ散らかってしまうということなので気をつけていきます。
それから物を買ってしまうことも部屋が散らかる原因だとか。
現在は物質主義なので誘惑を断ち切ることは大変ですが、持っている物に満足することが大切です。
買い物リストを持っていき、見栄のための買い物や衝動買いをしないように工夫していこうと思いました。
すごく参考になる内容だったので長くなってしまいましたが、まだまだ書き足りないぐらいです(笑)
服に関することはまた別記事で紹介します。