ミニマリスト生活を目指し始めてから、興味をもったものに瞑想があります。
なんとなく宗教のイメージが強かったので自分には関係ないものだと思っていましたが、暮らしをシンプルにしていくにつれて頭の中もシンプルにしていきたいと思うようになりました。
もともと頭空っぽじゃんなんて言わないで、、。
瞑想に関する本を読んでみた
瞑想に関する知識や情報は皆無でしたので、とっつきやすそうな本を読んで理解を深めることにしました。
そこで私は、宝彩有菜さん著の【始めよう。瞑想 15分でできるココロとアタマのストレッチ】という本を読んでみることにしました。
著者は、瞑想は科学だと断言しており、宗教っぽい胡散臭さを全く感じさせない内容になっていたので抵抗なく読み進めることができます。
初めに手に取った本がこちらで良かったです。
瞑想の方法は人によって異なる部分があるようなので、私はこんがらがらないよう著者の方法で瞑想を進めていこうと思います。
心の中でマントラを唱える
マントラとは、瞑想をするときに心の中で唱える言葉のことです。
マントラ自体はあまり意味をもたない音のつながりで、唱えることによって何か変化するというものではないようです。
ただの「雑念」を際立たせるための道具にすぎません。
こちらでは「Mマントラ」とよばれる、吸うときに「オーン、ナーム」、吐くときに「スバーハー」というマントラが紹介されていました。
このマントラは著者の宝彩さんが世界中の100以上のマントラからコンピュータを使って製作したもので、どんな宗教にも無関係のものです。
私自身、特にこだわりもないのでこちらのMマントラを使っていこうと思います。
「印」を結ぶ意味
親指と人差し指で輪っかを作ることを「印」を結ぶというそうです。
瞑想といえば、目を閉じ膝の上に輪っかを作った手を上向きに置いているイメージがあります。
「印」を結ぶ意味は分からないようですが、著者は睡眠防止の工夫だと解釈しているようです。
眠くなってくると指の筋肉が緩んでしまい、親指と人差し指の先の皮膚が離れてしまいます。
離れるときのわずかな皮膚の感覚が信号として頭に伝わることで眠りそうになっていたことに気づけます。
眠ってしまうと瞑想にならないので、そのための工夫だと分かるとあのポーズも取りやすくなりますね。
とても眠いのであれば瞑想するのは諦めて充分睡眠を取るようにした方が良いようです。
「頭」が考えていることは、決して、「自分自身」ではない
頭がそう考えたからと言って自分がそう考えたわけではないそうです。
そのような言葉のつながりも考えられますよ、選択肢としてありますよという、いわば言葉の羅列なのだそうです。
とても面白い意見だと思いました。
頭に自分勝手なことをさせないための方法が瞑想です。
瞑想が上達すると頭が勝手に考えている様子を常時、観察(観照)することができる自分(=本当の自分)が存在することの実感を得ることができるそうです。
「頭」は「本当の自分」ではないと知れただけでも瞑想の面白さを感じられます。
脳がバージョンアップする
瞑想をすることによる効果もあるようで、著書で8つ紹介されていました。
①理解力
②集中力
③記憶力
④判断力
⑤洞察力
⑥発想力
⑦企画力
⑧交渉力
記憶力に関してはとても興味があります。
瞑想が深くなると1歳くらいの記憶までリアルに思い出せるようになるそうです。
脳の中に当時のビデオが毎日毎日全部保管されているような、膨大な量の情報が詰まっていることが分かるようでますます瞑想について関心をもちました。
さらに瞑想によって心と身体によい効用をもたらしてくれるそうです。
①悩みが減る
②ストレスに強くなる
③優しくなる
④嬉しくなる
⑤よく笑う朗らかな性格になる
⑥クヨクヨしなくなる
⑦イライラしなくなる
⑧健康になる
⑨熟睡できる
先ほどの8つの効果より、私はこちらの9つの効用に期待します。
悩みが減るのは本当に嬉しいですね。
全くなくなることはないようですが、すぐに片付けることができるそうです。
また瞑想を15分すれば睡眠時間ぎ約2時間節約できるそうなので、よく眠る猫ネコにはとても興味深いです。
知れば知るほど素晴らしい、、!
始めよう。瞑想
瞑想は良いことづくめのようですのでこれから実践していこうと思います。
本当はまだまだ感想を書きたいのですが、今すぐに瞑想をしたくなってしまいましたのでこのへんで終わりにします。
15分の瞑想でどのように変わるのか楽しみです。