本を読むのはけっこう好きです。
なるべく本を所有しないためにも図書館へよく行きます。(タダだし!)
紙の本を読むのが好きなので電子書籍はいまだに読んだことありません。
気になってはいるんですがねぇ。
スマートサイジング
さて、本日やっと【スマートサイジング~価値あるものを探す人生】を読みました。最寄りの図書館には無かったのでリクエストしてみたのですが、購入していただけたようです。
ありがとうございます!感謝です!
昔から読書感想文は苦手だったので印象に残った言葉の覚書のつもりで記したいと思います。
ミニマルライフを目指すにあたって皆さんが苦労するのは、家族の協力が得られなかったり反発されたりということだと思います。
ですがこの著書ではパートナーと共にミニマルライフを目指していく過程が記されており、もちろんその中で大きなケンカをすることもありますが、共に成長していく姿がとても印象的でした。
「幸せ」とは
「幸せ」とは何なのか。普段は日々の暮らしの忙しさにかまけて「幸せ」についてじっくり考えないものです。
この本は私にとっての「幸せ」を考える良いきっかけになりました。
「幸せとは、何かを得るのではなくむしろ与えることで見出されるもの。
生計を支えるのは得たものだが、人生を支えるのは与えたものなのだ。 ーー 作家で画家 ノーマン・マクイーワン ーー」
得たときより与えたときの方が、なんだか心がわくわくしてくすぐったくなりますよね。
私にとっては与えることが幸せへの第一歩なのかな、と思いました。
物欲と執着心
さらに私の心に強く残った言葉は、「研究結果からも、失いたくないと思う気持ちは、欲しいと思う気持ちよりも2倍も強いことが分かっている。」
確かに言われてみると、欲しいモノを本当に欲しいのか1ヶ月ほど考えていると案外そんなに欲しいモノではなかったりしますよね。
その割に断捨離の時にはうじうじ考えてつい手元に残してしまったり…。
物欲よりも執着心の方が人間は強いようなので、手に入れる際はこれまでよりももっとよ〜く考える必要ありですね。
暮らしをシンプルにするためのスモールアクションがいくつも記載されており、分かりやすく始めやすい内容なのですぐにでもスタートできるところも良かったですね。
また幸せと運動は関係があるようで、著者おすすめの自転車に乗りたくなりました(笑)
「時間」を大切に
アメリカ人も通勤時間は嫌いなものなんですね(笑)なるべく電車やバスを利用してその時間も自由時間として活用していき、できれば通勤時間を無くす・減らすことができれば最高です。
私は過去に、電車で片道2時間の通勤をしていました。
あの頃は生きていくために仕事をしているのか、仕事をするために生きているのか分からなくなっていました。
時間はどんな人にも平等であること。
私たちは忘れがちですが、時間は無限ではないことを意識して幸せを積み重ねていきたいですね。
「幸せ」への近道
最後に。「幸せ」への近道はボランティア活動だと思いました。
人とのつながりを大切にし、与えることで自分自身も満たされていく。
人間ってなんだか捨てたもんじゃないなぁ。