砂糖断ちをするようになってから、食品の原材料について調べることが多くなりました。
そしてたまたま知った映画「あまくない砂糖の話」をレンタルしてみました。
あまくない砂糖の話
60日間、毎日ティースプーン40杯分の砂糖(160g)を摂り続けるとどうなるかという実験です。
しかも、ジャンクフードやチョコレートなどのお菓子は避けるという条件付き。
健康に良いとされている低脂肪の健康食品を摂取し、毎日運動もします。
実験に参加するデイモンは、奥さんの影響で3年間砂糖を摂取しない食生活を送ってきたそうです。
3年間も砂糖を断ってきた人が、いきなり砂糖を摂取する一般的な食生活に切り替えたら一体どうなるんでしょうか。
正直、お菓子を食べないのであれば1日40杯分も砂糖を摂るのは大変だと思っていました。
しかし、初日の朝食(シリアル2カップ半とアップルジュース1杯)で一日の半分以上もの砂糖量になってしまったのは驚きでした。
普段ありがちな食事にこんなにも砂糖が含まれているとは思いませんでした。
そんなに量もなかったのに。
何も考えずに食事していたら完全に40杯以上の砂糖を摂り続けていますね。
砂糖の影響
太ったせいもあると思いますが、実験途中からデイモンの表情が変わってきます。
老けたというか、顔に覇気がないというか。疲れている感が漂ってくるんですよね。
実際に本人も自覚していたようで、日課だった運動もやる気が起こらないようでした。
私にはこれが一番衝撃的でした。
砂糖断ちをするとスッキリすると聞きますが、その逆を目の当たりした感じです。
砂糖断ちからもうすぐ1ヶ月になりますが、私も以前はこんな顔をしていたんだろうなと今なら分かります。
カロリー制限は健康的?
この映画で分かったことはカロリー計算は全く意味がないということでした。
実験前のデイモンのカロリー摂取量は2300kal。
実験中のカロリーを計算すると同等か、低い日があったにも関わらず、体重、体脂肪は大幅に増えていました。また肝臓の数値も60日で危険な域に。
同じカロリーを摂取するなら、ご飯よりもお菓子を選んでダイエットしているつもりだった私にとってはとてもショックです。
全然ダイエットになっていなかったし、肝臓を痛めつけていたんですね。
20歳の頃から血液検査で肝臓の値が正常値より少し高いことがあり、アルコール飲まないのになぜだろうと思っていたんですが、体は正直に危険信号を出していたんですね。
最後に
実験中は、砂糖を摂取しない以前の状態を恋しがっていたデイモンですが、実験が終了したあと砂糖を我慢するのは大変だったようです。
1週間ほどは大変だったらしいですが、2ヶ月経過し体重や肝臓の値も戻ったようです。
危険な数値だったにも関わらず、2ヶ月で正常値になるのは意外でした。
もっとかかるかなと思っていたんですが、現在、危険な状態な人も2ヶ月で変われる可能性があるということです。
この映画を観て、食生活を見直すきっかけになる人がたくさんできると嬉しいですね。
身近に砂糖断ちをしている人が増えると嬉しいなぁ。